オリジナルBL小説を、つれづれに書き綴っています。
更新が滞っております(>人<)

4月に入ってバタバタしておりまして・・・
実は、新たな小説の構想なんかも、ちらほら頭の中にわいてきてて、
こちらも何とかしたいと思いつつ、身動き取れない状態ですぅ~(´Д`;)/ヽァ・・・

そんな中、知人に勧められて読んだこの小説が、ここ最近ではかなりのヒット!
ということでちょっと、感想なんぞ書いてみたくなりました。

こちら。


転生の神王妃 ~夜に抱かれる少年~ 






夢乃咲実さん、今回が初読みでした。

ファンタジーが得意な作家さんなのかなと思いきや、そうでもないんですね。
結構普通のお話も書いてる。
で、このお話はカバーイラストを見ればわかるように、思いっきりファンタジーです。
神王妃、とかいうタイトルの時点でまあ、ファンタジー以外あり得ないわけだけど。


ファンタジー系統のお話でいうと、加納邑さんの「皇帝と虎」シリーズがありますが、
これも一時かなりハマりました。





この仔虎もふもふシリーズは、すでに10タイトルくらい出ているんですよ。
私も半分くらいは読んだかな。
とにかく仔虎が可愛くて可愛くて、勧善懲悪でワンパターンだけど癒される。


同じく、こちらの「月神」シリーズも、癒し系ファンタジーで好きな感じ。


月神の愛でる花

月神の愛でる花

月神の愛でる花




この「月神」シリーズは、日本の高校生佐保が異世界にトリップして、そこの皇帝に愛され、
皇妃になるというお話なんですが、最初はちょっとぬるいなぁ~と思ったんですよ。
でも、だんだん読んで行くうちにハマりました。

なんだか前置きが長くなったけど、とにかくここ1、2年ほどでなぜだかわからないけど、
ファンタジーにドハマりするようになりました。
以前はどちらかというと苦手だったんだけどね。
ドラゴンとか、動物が出てくるものが好物なんです(●´艸`)
あと、ケモ耳系とか。
でも今回のお話は、動物は一切出てきません。
出てこないけど、めっちゃ好きなお話です。

ネタバレしない範囲であらすじを言うとですね、少年ニュイマは遊牧民で、
父たちとともに羊の世話をしたりしながら、暮らしているんですね。
そんなニュイマがある日突然、城からやってきた神官たちに連れて行かれるんです。
神の信託が下りたから、城に召されることになったと。
で、城に行ってみるとなんと、神王の妃となるように摂政から言われてしまう。
男なのに、王妃?!と戸惑うニュイマ。

しかも、どう考えても城内の様子がおかしい。
神王の姿も見えないし、そもそもこの30年くらい、神王は民の前に姿を現していない。
おまけに引きあわされた神王はまだ子供で、貧民窟から連れてこられたという。
何やらきな臭い中、ニュイマの孤独を埋めてくれたのは、黒髪と黒い瞳の若き大臣、
ジグメだった。
悪魔の血筋と言われ忌み嫌われる黒い髪に瞳を持つ彼は、ニュイマにとっては
神秘的で美しいとしか映らなかった。
二人が互いに魅かれていくなか、摂政の陰謀が着々と進められていて・・・


という感じなんですが、ここから先は、思いっきりネタバレです。


それでもいいや、という方のみ、お読みくださいね。

このお話、中央アジアの遊牧民を彷彿させるんですが、登場人物はみな、
西洋人風の見た目(ニュイマは金髪、黒髪のジグメは忌み嫌われている)。
ニュイマは金髪にエメラルドのような瞳で、少女と見紛うルックスなんですよ。
で、この国では昔から神々が定める「神王」というのがいて、国を統治している。
神王は、代々転生するんです。
その転生者の印について詳細を知っているのは、選ばれた寺院の高僧たちだけ。

この設定、どこかで聞いたことあるなぁと思ったら、チベットのダライラマだった。
遊牧民ってのもチベットを意識してるんだろうな、と。
そう思って最後まで読んだら、あとがきに作者が思いっきり中央アジアにハマってて、
どうしてもこのファンタジーが書きたかった、と書いていてなるほとど思いました。
その情熱が伝わってくる、勢いのあるお話です。

で、神王の真の転生者はニュイマだったんだけど、実は私は読みながらずっと、
ジグメが神王の転生者なんだとばかり思い込んでいました。
1人異端のルックスなのも、超優秀なのも、そういうことなんだろうと思っていたら、
実はニュイマのほうだったという、意外な展開。
おまけに、この二人の結びつきにも特別な意味合いというか、絆があるんですが、
それは読んでからのお楽しみということで・・・

途中、摂政に命を狙われたりとか、逃避行とか、ハラハラドキドキなシーンはあるけど、
私の苦手な「受けが酷い目にあう」ということもなく、攻めはルックス良し頭良し人格良し、
そして受けをひたすら愛し守り導く、という大好きなパターンですんごいよかった。
ここまで好みドンピシャなのは、久しぶりかも・・・というくらい。
イラストも作品の世界観にピッタリで、すごくいいし。

それと、最後にあるSSもよかった。
こちらは後日談なんですが、貧民窟から連れてこられて神王の振りをさせられていた、
タクチュルが主役のお話。
ニュイマが真の神王となってから十年が経ち、タクチュルは侍従長になっています。
そのタクチュルのニュイマへの想いと、自分を慕う若い小姓とのやりとりがいい。
きっといずれはタクチュルとこの小姓の少年が、いい感じでくっつくのではないかと。
そうほんわりと思わせてくれる、ショートショートでしたよ。

とにかくこれ、超おススメです!

ああ~~~私もファンタジーが書きたい!
時間が欲しい!
ううう~~~


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[2017/04/18 12:00] | BL語り
|


ザ・貴腐人
今晩は🌸

なんか 全く同じような道で ファンタジーに
はまっているので 思わず
笑ってしまいました^^;すいません^^;

皇帝さんは ひたすら可愛くて
月神さんは なるほどねぇって 色々
思いますねえ・・佐保は皇帝を愛して
一緒に暮らすだけでなくて 国のためにも
少しでも役に立ちたいという気持ちが
あるのですよね。やっぱり そこが好きだし
皇帝に愛される所以だろうなあ。
謙虚で 慈愛に満ち溢れてるものねえ^^

精霊と一緒も 主人公が佐保みたいで
もっと活発で 今どきの高校生だけど
やはり 貧民屈の人達に なんとかして
綺麗な水を飲めるようにしたいと思うのですよね。

なんかね 治水灌漑 孤児院や病院の設立とか
地域産業を作って 収入を得るとか 
そういう感じが 私が最近読むファンタジーに
多くて ついひきこまれちゃいます^^;
勿論 恋愛も あるのですけどね^^


管理人のみ閲覧できます
-


ザ・貴腐人さま
にゃあ
ザ・貴腐人さま~

おおお~~~同志!ですね(笑)
ファンタジーにハマってるんですね~\(^0^)/
仲間、仲間、嬉しいです♪

> 皇帝さんは ひたすら可愛くて
> 月神さんは なるほどねぇって 色々
> 思いますねえ・・佐保は皇帝を愛して
> 一緒に暮らすだけでなくて 国のためにも
> 少しでも役に立ちたいという気持ちが
> あるのですよね。やっぱり そこが好きだし
> 皇帝に愛される所以だろうなあ。
> 謙虚で 慈愛に満ち溢れてるものねえ^^

皇帝シリーズは、最初このもふもふ子育てから入ったんです。
で、なんだこの可愛さはっ!と(笑)
そこから本編を読み始めました。

月神も、最初読んだ時はそうでもなかったんですが、おっしゃるとおり、
佐保の性格の良さとか、国のためにできることをしようっていう、
そういう心意気が良いなと思うようになった。
幻獣が出てきたりするのもポイント高いです。
まあ、今時こんなスレてない高校生はおらんやろ、というツッコミもあるけど、
そこはそれ、やっぱファンタジーということで(^ ^;)

これからもほっこりするファンタジーを探して読みたいな、と思ってます。
私にとっての癒しのひとつです~。

コメント、ありがとうございました(^O^)

鍵コメKさまへ
にゃあ
鍵コメKさま

わざわざコメントありがとうございます。

> 怖いですねえ・・でも 天網恢恢疎にして漏らさずって
> まさに そうだと思いますよ。
> 誰かが見ている 天も地も人も知るですよ。

ですよね、本当にそうだと思います。
若い頃、よく亡くなった祖父に「情けは人のためならず」とか
「かならず因果は巡ってくる」と言われたものでしたが、
その時は「そうかなぁ」といまひとつ納得できませんでした。

でも、小中学生の頃、私に意地悪してた人とか、大人になって再会したら
結構苦労していたりして、そのくせ昔のことは記憶にないのか、
私に相談してこようとしたり、祖父が言ってたことはこれか・・・と。

糟糠の妻を捨てた有名人とか、本人たちはよくても子供とか家族とか、
結構大変な目にあってたりするもんです。
親や兄弟が犯罪に走ったりとか。
女遊びが激しかったどこぞの歌舞伎役者も、いま奥さんが癌で大変そうだし。

やっぱり、お天道様は見てるんだと思いますよ。





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「よい子のみんな、用意はいいかな~?」
「「「はーーーーーい!」」」
「ふをーーー!」
「これからお兄さんと一緒に、元気体操をするよ~。それじゃ、いくよ~ミュージック、スタート!」
「「「わーーーー」」」
「ふをー、ふをーっっ」

ステージの上ではお兄さんと呼ぶにはいささかとうの立った男性が、空元気・・・いや、元気いっぱいに歌い踊っている。
バックバンドの演奏もなかなか本格的で、これがただの子供向けイベントではないことが見て取れる。
全国放送される朝の教育番組の人気ホストである本宮順平は、元アイドルらしいチャーミングな笑顔で広いステージ上を所狭しと駆けながら、右の母子にアイコンタクトを取ったかと思えば、左端で一生懸命踊りの真似ごとをする3歳くらいの女児に手を振る。
子供たちの歓声よりむしろ、付き添いの母親たちの黄色い声援の方が大きい。
さすがは元アイドルである。

風太はステージを一心不乱に見つめながら、すでにテレビで覚えた振付を器用に踊っている。
歌は正直、あんまり上手とは言えないが、風太のダンスはなかなかのものなのだ。
お尻を振り振り、リズムを取る。
この時一緒に揺れる長い尻尾がたまらなく可愛いのだが、外では尻尾と耳は出さない約束だ。
最近は尻尾も耳も、出し入れをうまくコントロールできるようになってきた風太は、こうして見ていると普通の子供にしか見えない。
いや、愛らしさという点では到底普通の子供ではないのだが。

風太の付き添いでやってきた恭介は、実際のところ間を持て余していた。
一緒に踊るなんて気にはなれないし、かといってぼーっと突っ立ってるだけというのもなんだか他の人たちに申し訳ない気がする。
ノリの悪い観客ほど、迷惑なものはないからだ。
だが、周りにいる主婦たちのように、お兄さんに声援を送る気にはなれない。
だって、お兄さんとは言え明らかに自分より十は年上ではないか。
もちろん、若作りしているから30代前半くらいにしか見えないが、やっぱりどこか冷めた目で見ている自分がいる。
なにより、この会場の異様な盛り上がりについていけない。
ふと風太を見ると、大きな目をらんらんと輝かせている。

「風太、楽しいか」
「ふをっ」

風太は恭介の方を見もせず、ひたすら舞台を凝視しながら音楽に身を任せている。
いつもなら恭介が呼びかけるとすぐにこちらを向くのに。
なんだかちょっと面白くない。

そもそもこのイベントに参加することになったきっかけは、年末の放送だった。
来年3月に都内某所でイベントをやります、と番組のエンディングで告知されるのを見た風太が、自分も行きたいと言い出したのだ。
イベント自体は無料だし会場も家から近い。
それならとりあえず、ダメもとで申し込んでみようということになった。
そして年明け、当選のハガキが届いたのである。
その時の風太の喜びようったらなかった。
毎週楽しみにしている番組のイベントに行けるのだから、そりゃ嬉しいだろう。
だがどうしても恭介には、心から一緒に喜んでやれる気持ちにはなれないのだ。

「本宮順平ねぇ・・・」

確かに、元アイドルだけあってなかなかの甘いマスクである。
スラッとした体躯も長い手足も、バランスが取れていて男の恭介から見てもカッコイイと思えるルックスだ。
子供向けの簡単な体操ではあるが、ところどころにアクロバティックな動きを取り入れ、身体能力の高さをアピールしている。
彼が軽くバク転をすると、お母さんたちから黄色い声が上がる。
それに応えてウィンクする様もまた、アイドルらしいと言えよう。

ちらりと風太を見ると、バク転したお兄さんに向かって目をキラキラさせながら手を振っている。
ピンクの頬がさらに赤くなり、薔薇色の唇からは感嘆のため息が漏れる。
少しでもよく見たいと、ピョンピョンと飛び上がる様子は子ウサギのようである。

「なんか、面白くねえな・・・」

思わずボソッと呟いてしまう恭介である。
会場の右手にはグッズ売り場がある。
そこでグッズを2千円以上買った人は、午後に予定されているお兄さんとの握手会にも参加できるという、なかなかあざとい趣向となっている。
もちろん、グッズを買うのは母親たちだ。
品ぞろえはというと、子供向けのものももちろんあるが、エコバッグやらエプロンといったあからさまに主婦層を狙ったものもあり、このイベントの本当の狙いが見え隠れする・・・なんてつい意地悪な見方をしてしまう。

「みんな~、いつもテレビを見てくれてるか~~~い?」
「「「はーーーい」」」
「ふをーーー」
「今日を楽しみにしてた人、手を上げて~~~」
「「「はーーーい」」」
「ふをーーー」
「今日のことはすっかり忘れてた、って人~~~」
「「「はーーーい」」」
「ふをっ?」
「ちょっとちょっとー、みんな、何でもはーいって手上げちゃダメだよぉー(笑)」

ノリノリのMCに会場からドッと笑いが起る。
さすがは年の功、話を盛り上げるのも上手い。
ひとしきり歌い踊ったあとは、ちょっとしたゲームが始まった。
じゃんけんゲームや、動物のイラストが描かれたパネルのようなものを使ってのクイズなど、それなりに趣向をこらしたステージはさすが人気タレントだけはある。
そうこうしているうちにイベントもいよいよ終盤に入り、抽選のコーナーとなった。

「さ~て、お待ちかねの抽選会だよ~。みんな、手元のボールを持ったかい?」
「「「はーーーい」」」
「ふをーーー!」

200名限定のこのイベントは、入場の際に当選ハガキを見せ、その場で手の平に収まるくらいのゴムボールを手渡しされるのだが、ボールには数字が書かれてある。
抽選会で読み上げられる数字の書かれたボールを持っていれば、賞品と交換してもらえるという仕組みだ。
風太は「7」と書かれた黄色のボールを握り締め、わくわくしながらステージを凝視している。

「じゃあ、最初の数字は・・・」

ドラムロールが流れるなか、大きな箱に手を突っ込んだお兄さんが番号札を撮り出すと・・・

「31番!」

番号を読み上げた瞬間、恭介たちの後方で女性の黄色い悲鳴が上がる。
振り返ると30半ばくらいの女性が両手で顔を覆いながら、涙目になっていた。

「31番のキッズ、ステージまで来てくれるかな~」

母親は「うそ」「信じられない」と叫びながらも、幼稚園児くらいの男の子を半ば引きずるようにしながらステージまで歩いて行く。
お兄さんに「おめでとうございます~」とハグされて、失神寸前だ。
子供はきょとんとしつつも、景品をもらったことが嬉しいのかはたまたお兄さんに抱っこされて嬉しいのか、やはり満面の笑みだ。

抽選は計10回やるらしい。
200組限定だから何らかの賞品をもらえる確率は20分の1で、その全員がステージに上がってお兄さんと対面できるわけだから、参加者にとってはなかなか美味しい企画だと言えだろう。
このコーナーが終わればいよいよエンディングだな、帰りにスーパーに寄って夕飯のおかずでも買うか・・・と恭介が物思いに耽り始めた時だった。

「今日最後の番号は・・・おっ、これはすごいね。7番のキッズ。ラッキーセブンだねっ」

一瞬ぼんやりしていたので聞き逃すところだったが、今確か7番と言わなかったか。
ハッとして風太の手を掴むと、「きょうすけ、どうしたの?」と風太が見上げてきた。

「風太、7番だよ。当たったんだよ」
「あたった?」
「7番のかた~~~いませんかぁ~~~?」
「あ、はいっ。います、ここです、ここっ」

慌てて手を上げると、周りのお母さんたちからの視線を一身に浴びることになった。
観客のほとんどが母親と子供という組み合わせの中、ただでさえ恭介たちは浮いているのだ。
なのにまさか、抽選で当たってしまうなんて。

「おお~~~、これは可愛らしいボクちゃんですね。さあ、ステージにどうぞ!」

まるでお姫様をエスコートするかのように手を差し出してくるお兄さんに、ちょっと面白くない感情を抱きつつも、恭介は風太を連れてステージに進んだ。
3段ほどの階段を上る時に、係員らしき男性からボールを見せるように言われる。
こんなところで嘘をつく人間がいるとも思えないが、念のための確認なのだろう。
ステージに上がると風太の興奮がマックスになる。

「ふをっ、ふをっ」
「はい、ボールをくださいね。お名前は?」
「ふうた」
「ふうた君か、可愛い名前だね」
「うんっ」
「じゃあ、これはお兄さんからのプレゼントだよ」
「プレゼント?」
「うん、7番を引き当てたからね」
「あけていい?」
「もちろんいいよ」

もらった袋を開けると、番組キャラクターでもある可愛い恐竜のイラストが入ったタオルが入っていた。

「ふをーーー」
「風太、よかったな。ほら、お礼は?」
「ありがと」
「どういたしまして。これで毎日お風呂に入るんだよ」
「うんっ」

満面の笑みでもらったタオルを嬉しそうに抱きしめる風太。
そんなに嬉しいのか・・・

帰り道、風太の口から出るのはお兄さんの話題ばかりだった。
やっぱり面白くないと思ってしまう自分に、少しだけガッカリしてしまう。
こんなにも楽しそうにしている風太を、心からよかったと思ってやれない己の狭量さに落ち込んでしまう。

「向こうはタレント。嫉妬してどうすんだよ」
「ん?」
「いや、なんでもない。楽しかったか、風太」
「うんっ。ふうた、すっごいたのしかった。おにいさん、おどりじょうず」
「そうだな、確かに踊りも歌もうまかったな」
「ふうたもおどるの!」
「そっか、風太も踊りたいか」
「うんっ」

風太の踊りならいつまででも見ていたいと思う。
ふと、頬を撫でる風の優しさに目を細める。
そろそろ冬も終わる。
春になったらまた、風太を連れてどこかへ行こう。
ピクニックやハイキングも楽しいだろう。

そんなことを考えながら、風太の小さな手を握る。
ギュッと握り返してくる愛しい存在に、恭介の胸はいっぱいになるのであった。



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[2017/03/29 12:00] | 愛しのプッシーキャット
|

ふを~~~っ!!
日高千湖
にゃあさま~ふを~~~っ!!

体操のお兄さんも、風太の可愛らしさにはズッキュンッだったのでは?

危ないですよ~誘拐されますよ!!

大変だっ!
ふりふりおシッポも可愛いんですけど、内緒なので今日は隠してるんですね。

でも、出し入れ自由だなんて!!風太、頑張ったんだね!恭介の為にっ!恭介が困ってるとわかったのかしら?健気な子・・・。

体操のお兄さんが台風の目になりませんように~!

Re: ふを~~~っ!!
にゃあ
日高様~~~ふを~~~(≧∇≦)

> 体操のお兄さんも、風太の可愛らしさにはズッキュンッだったのでは?
> 危ないですよ~誘拐されますよ!!

あはは、大丈夫。
体操のお兄さんはたぶん、若い母親たちが放っておきません(●´艸`)

> ふりふりおシッポも可愛いんですけど、内緒なので今日は隠してるんですね。
> でも、出し入れ自由だなんて!!風太、頑張ったんだね!恭介の為にっ!恭介が困ってるとわかったのかしら?健気な子・・・。

風太、がんばりました。
健気な子です。
恭介のために一生懸命なんですよ~

> 体操のお兄さんが台風の目になりませんように~!

恭介の心の中を台風が吹き荒れていましたが、まあ、大丈夫でしょう(笑)
なかなかに心が狭い恭介ですが、これからもよろしくお願いしますww


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3月某日、東京郊外にある日下とルカの住む館に、大勢の男たちが集まった。
それぞれが目を引く容姿をしており、中には誰もが知る有名人もいる。
一癖も二癖もある者たちはだが、全員が男同士のカップルだ。

ルカの音頭とともにまずは自己紹介から始まったのだが、東西を二分する大暴力団組織の長が居合わせたことで、一気に不穏な空気になってしまった。
だが、そんな気まずい沈黙を打ち破ったのは、愛らしい訪問者のボーイソプラノだった。

「ごめんくだしゃ~~~い!!!」
「遅れてすみません」

緊張の面持ちで入ってきたのは20代後半くらいのスラリとした青年と、小学校高学年くらいの少年だ。
よく見ると、少年の頭には猫耳のようなものが生えている。

「うっわぁ~~~可愛いっ。見てよ、龍一、チョー可愛いよっ」
「あれって猫耳?!本物?・・・なわけないよね。でもすっごいリアル。ちょっと触ってみたいかも・・・ねえ、純さんもそう思わない?」
「えーと、これで全員そろったかな」
「す、すいません、お待たせしてしまって」
「いえいえ、ちょうどいいタイミングで来てくれて助かったよ。そちらの空いてる席についてもらえる?」
「ふをっ!おかし!」
「これ、風太。ダメだろ」
「だってぇ・・・」
「いいから、おまえも座りなさい」
「おかし、おいしそうなの」
「風太君、あとでちゃんとお菓子を食べる時間はあるから。とりあえず座ろうね」
「おにいちゃん・・・ルカさん?」
「そう、覚えてるんだね。風太君は賢いね」

ルカに褒められ嬉しそうに微笑む風太は、まさに天使のようだ。
ここにいる青年たちはいずれも菖蒲か杜若、美形揃いと言えるが、まだ変声期も迎えていない風太の愛らしさは格別で、思わずみなの口からため息が零れる。
コワモテたちですら、毒気を抜かれている状態だ。

「ええっと、上坂恭介と言います。フリーのプログラマーです。それと、こっちは風太」
「ふうたはね、ねこなんだよ」
「風太!」
「大丈夫ですよ、恭介さん。ここでは何も隠す必要ありませんから。内輪だけの集まりですからね」
「は、はぁ・・・」

チラチラとお菓子のほうを見ている風太の様子に、ルカが立ち上がりジュースを取ってくる。
ジュースを与えられた風太は夢中になってストローを吸っている。
猫耳がぴるぴると動いているのは、嬉しい証拠だ。

「じゃあ、先ほどの続きを・・・室伏さん、途中でしたね」
「ああ、そうだった。室伏グループの副社長をしている室伏毅彦です。で、こちらがパートナーの夏輝」
「室伏夏輝です。T外大の学生です」
「T外大だなんて優秀なんですね」
「そ、そんな・・・」

薫にそう言われ頬を真っ赤にしてはにかむ姿は、成人しているとは思えないくらいに幼い。
柔らかな髪は少し明るめで、どこか小動物を思わせる大きな瞳が印象的な夏輝は、緊張しながらも自己紹介を済ませてホッとしたのか、紅茶をすすっている。

「じゃあ、川窪さん。あなたもさっき途中で紹介が終わっていたから、続きをどうぞ」
「川窪智樹や。さっきも言うたように征隆会会長をしている。関西では多少は名が知れてると思うが、関東はアウェーやからな」
「いえいえ、ご謙遜を。天下の征隆会を知らない人はこの日本にはいませんよ。で、そちらにいらっしゃるのが?」
「俺の最愛の恋人や」
「水越渉です」
「渉君・・・若そうだね」
「こないだ18になりました」

おお~~~という声が上がる。
この中では渉と千春がダントツで若いようだ。
もちろん、風太は別として。

「じゃあ、西の征隆会ときたら東の竜仁会ということで。東堂さん、お願いします」
「東堂龍一。竜仁会若頭、東堂組組長をしている。征隆会の現会長と実際に顔を合わせるのはこれが初めてだな」
「先代が迷惑をかけた」
「いや、あの件はもう手打ちになったから気にはしていない。それに、あんたの代になってずいぶん近代的に変わったみたいだからな」
「いつまでも古臭いやり方ではこの世界も生き残ってはいかれんからな」
「まったくだ」
「えーーー、裏社会のお話はあとでお二人でゆっくりしてもらうとして、とりあえず自己紹介の続きを・・・」
「ああ、悪かった」

放っておくとそのまま話が終わらなさそうな雰囲気に、思わずルカが割って入る。

「えっと、じゃあ次は俺ね。龍一の幼馴染みでパートナーの、藤咲雪弥です。ロックシンガーやってます」
「すごい・・・本物・・・」
「あれ、もしかして千春君、ファンだったりする?」
「えっと・・・その、テレビに出ている人をこんなに近くで見たのは初めてで・・・」
「千春、あとでサインをもらったらどうだ?」
「ま、真澄さんまで・・・」

真っ赤になって俯いてしまった千春を好ましく眺めながら、ルカがテーブルを見渡す。

「えっと・・・まだ自己紹介してないのは・・・」
「俺だ」
「ああ!高須さん」
「俺なんかがトリってのもどうかとは思うが」
「そんなことないですよ、どうぞ」
「高須純です。東堂コーポレーションの代表取締役社長をしています」
「え、ってことは東堂さんの?」
「元舎弟だ。今は、基本的には堅気だが。で、彼は岸谷潤」
「潤です。二丁目でバーをやってます」
「潤さん、久しぶり~」

にこにこと手を振る雪弥に、潤も振りかえす。
それにしてもさすがはロックスター、オーラが違うと感心しながら。

「さて、これで全員そろったかな。じゃあ、みなさんシャンパングラスをお手にどうぞ。あ、未成年の方はノンアルコールドリンクがあるのでそちらをどうぞ」

わらわらと飲み物を取りに行くもの、すでに手にしているもの、どさくさに紛れてお菓子を頬張るもの。
ほんの数分の間に各々好き勝手に行動していて、ルカは段取りを間違えたかと少し後悔し始めていた。

「ルカ、今日はいったい何の集まりなんだ」
「今頃なに言ってんの、日下さん。5周年パーティーだって言ったじゃない」
「だから何の5周年だよ」
「えー、みなさん、準備はいいですか?」
「ルカ!」
「すまぬ、遅れた」
「ゼファー?!」

全員が立ち上がりシャンパングラスを掲げたところで、大広間に突風のようなものが吹く。
何ごとかとみなが目を顰めた次の瞬間、長いマントを翻しやってきたこれまた目立つ容姿の西洋人がいた。
その隣にいる黒髪の青年は、どうやら日本人のようだが。

「そういや、あんたもいたね」
「一応5周年だからな、急きょ戻ってきた」
「ゼファーって、ルカ、こいつはまさか・・・」
「いいから日下さんは黙ってて。じゃあ自己紹介どうぞ」
「ゼファーだ。遠い異国から来た」
「聖です。ゼファーのパートナーです。あ、僕は日本人やけど」
「あなたも関西出身?」
「うん、大阪」
「一緒や!俺も大阪。でも今は神戸に住んでる」
「おや、上方のもんがうち以外にも結構おるんやねぇ・・・」
「菊丸さん・・・やっけ。出身はどこですか?」
「うちは都の出や」
「都・・・」

都と言われて一瞬きょとんとした渉に、「京都のことや」と川窪が横から小声でフォローする。

「はいはい、じゃあここで乾杯といきますよ~。いいですか、みなさん。グラスを持って。かんぱ~い!」
「「「かんぱ~い」」」

カチンと子気味の良い音が響く。
いつの間にかテーブルにはキャビアやチーズといったフィンガーフードが並んでいる。
菊丸と清志郎はどうしていいかわからず、恐る恐るクラッカーに手を伸ばしている。
一口頬張ると案外美味しかったのか、菊丸が華が咲くように笑った。
風太は食事よりもお菓子に夢中だ。
ババロアらしきものを口いっぱいに詰め込んでいる。
その口元を恭介が懸命に拭ってやっていた。

旧知の仲の雪弥、潤、夏輝は互いに近況報告をし合い、久しぶりに再会した光と明も旧交を温めあっている。
旦那たちは旦那たちでやはり、ビジネス上繋がっていたほうがいいというのもあってか、名刺交換会があちこちで始まっていた。
しばし和やかな時間が流れる。

「えーーー、みなさん。今日集まっていただいたのはほかでもない、このブログが先月5周年を迎えたからなんですね」

ルカの唐突なアナウンスに、一同きょとんとしている。
だが、そんなことはお構いなしに続ける。

「2012年の2月に、このブログは開設されました。最初の連載は『Dream On』で東堂&雪弥カップルでした」
「え?俺たち?」
「そうです。雪弥さんたちが始まりだったんですよ」
「へぇー、すごい」
「あのころはほぼ毎日更新でしたが、すっかり怠慢になってしまって今はカメのようなのろのろ更新ですが」
「ルカさん、それは言わない約束じゃ」
「まあ、しょうがないですね、作者にも生活があっていろいろ都合もあるでしょうから」
「だからルカさん・・・」
「とにかく、こうしてめでたく5周年を迎えられたのも、ひとえに訪問してくださる読者のみなさまのおかげです。ここで改めて、作者に代わってお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。さあ、みなさんも」
「「「ありがとうございます!」」」
「ふつつかものばかりですが、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます」
「「「よろしくお願いします」」」

その後は、風太を囲んでの撮影会が始まった。
「この耳は本物?」「触ってもいい?」と代わる代わる構われて、風太もまんざらではなさそうだ。
冷や冷やしながら見守っていた恭介も、ここでは大丈夫だと思ったのか今は楽しそうにカメラを回している。

「いやぁ~、風太君の人気はすごいね」
「俺、耳を触らせてもたったよ」
「ロックスターも形なしだな、雪」
「ケモ耳には勝てないよ(笑)」
「確かに、あれは最強かも」

それぞれに楽しい時間を過ごしているうちに、あっという間に祝宴の終わりが近づいてきた。
みな忙しい身なので、いつまでも作者の都合で集まっているわけにもいかないのである。

「えー。では最後にわたくしから一言」

コホンと咳払いしたルカが、改まった口調で言う。

「めでたい5周年だというのにこんな内容になってしまってすいません。これに懲りずに、今後とも末永く俺たちのことを応援していただけたらと・・・」
「「「末永くお願いします」」」
「それではみなさま、ごきげんよう!」
「「「ごきげんよう!」」」


ブログ開設5周年、気付けば5周年でした。
本当はもっとちゃんとしたお話を書くつもりだったのに、時間がなくてこんなのになっちゃってすいません(>_<)
今年も、たぶんカメ更新になるとは思いますが、みなさまどうぞ見捨てずに遊びに来てやってくださいまし~~~

よろしくお願いいたしますm(__)m


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[2017/03/11 12:00] | SS
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Re: 鍵コメMさまへ
にゃあ
鍵コメMさま~

> とっても楽しいパーティに、潜り込み参加させていただきましたー!(◍>◡<◍)。✧♡

楽しんでいただけて何よりです!

> いやー、目の保養!
> 古今東西(古っ)の美形が勢ぞろいで。
> まだお会いしてない(読んでない)カプもいたので、ゆっくり探したいと思います。腐腐

ちまちまと色んなカプで書いております。
お時間ある時にでも、ぜひ読んでやってくださいまし~(≧∇≦)
また感想聞かせていただけると、嬉しいですっ!

本文にそんな驚かれるような描写、あったかしら?
よかったらまた教えてくださいね(* '-^) ⌒☆

ではでは、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします~♪

きゅうきゅっきゅっ♪
日高千湖
「ごめんくだしゃ~~~い!!!」

なんですか!!この破壊力!!

「ふを~~~っ」に次ぐ名言!!

すっかり風太に最後もっていかれましたよっ(笑)

今日の主役は、風太でしたね♪

全員で可愛い「ふを~~っ」にぽかんとなってる。美味しいお料理に夢中の風太をこっそりと覗き見して、隅っこで「ふを~っ」となっちゃったのでした(笑)

年の功で司会のルカさん、お疲れさまでした!!←ああ、睨まれてるぅ

にゃあさま、末永くよろしくです~~♪





Re: きゅうきゅっきゅっ♪
にゃあ
日高様、きゅっきゅっきゅ~~(ようこそお越しやす)♪

> 「ごめんくだしゃ~~~い!!!」
> なんですか!!この破壊力!!
> 「ふを~~~っ」に次ぐ名言!!

ふふふ、破壊されましたか(●´艸`)
風太の破壊的なまでの愛らしさに、一同みんなやられておりますww

> すっかり風太に最後もっていかれましたよっ(笑)
> 今日の主役は、風太でしたね♪

一応みなさん主役なんですけどね~(^ ^;)
特に受け子さんは、今日この日をすごく楽しみにしていた人たちもいて。
旦那衆はそれなりに人間関係も複雑なため、ビミョーだった人もいるようですが(笑)

> 全員で可愛い「ふを~~っ」にぽかんとなってる。
> 美味しいお料理に夢中の風太をこっそりと覗き見して、隅っこで「ふを~っ」となっちゃったのでした(笑)

ここはもう、全員で声を揃えて言っちゃいましょうか。
さん、に、はいっ「ふを~~~~~っっ!!!」

> 年の功で司会のルカさん、お疲れさまでした!!←ああ、睨まれてるぅ

あはは。
最後までパーティーの主旨を理解してなかった日下とかww
今回はルカの仕切りでした。
一番の功労者かな?

日高様、こちらこそ末永くよろしくお願いします~~~m(_ _)m


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鍵コメKさまへ
にゃあ
鍵コメKさま!

いらっしゃいませ~~~(^▽^)

> にゃあ様!
> すっかり出遅れてしまって、ごめんなさい。
> 5周年、おめでとうございます!!!

とんでもないです~
コメント、ありがとうございます!
嬉しいですっ(≧∀≦)

このところイマイチな体調ですが、なんとか低空飛行で持ちこたえています。
とにかく花粉の季節が終わってくれないと、どうにもこうにも・・・という感じです。

> 「けも耳は最強!」に一票(笑)
> ババロアをたくさん頬ばった風太( *´艸`)
> 眼に見えるようです。そして甲斐甲斐しく世話をする恭介も~~♪

ですよね~
やっぱ、ケモ耳(ショタ)は最強ですよ!
グリグリしたくなるくらい、可愛いですよねっ。
今回オールスターでお届けしました。
楽しんでいただけたようで、なによりです。

まったくもって、カメ更新な状態ですが、見捨てず今後ともどうぞよろしくお願いします。
コメント、ありがとうございました\(^O^)/

コメント:を閉じる▲
えーーー、みなさま、いつもご訪問ありがとうございます。

こちらの小説ブログも、2012年2月に開設して以来、丸5年が経ちました。

5年って、長かったようなあっという間だったような。


毎年同じことを言っていますが、かれこれ6年くらい前に、ふと魔がさして・・・いや、

なぜだかふいにまたBLの世界に舞い戻ってきました。

私がまだうら若き乙女だったころ、BLなどという言葉は存在すらしておらず、

少女漫画というカテゴリーの中で、いわゆる「お耽美」な世界観の一つとして、

“少年愛”なるものがありまして、竹宮恵子や萩尾望都、あのパタリロだってそうでした。

その頃からそこはかとなく、男女モノに加えて男男モノに惹かれておりました。

で、高校大学時代に同人活動なんか始めちゃったりして。

だけど、時の流れは残酷で、社会人になると日々の生活のことでいっぱいいっぱい。

この楽しい世界からも、いつしか遠のいていったのでした。

まさかまさか、舞い戻ってくるとは夢にも思っておりませんでした。

それに正直、こうしてブログでちまちまとお話を書き始めたけど、長続きしないかも・・・

なんて思ったりもしていたんですよ、これが。

5年も続いたのは、私にとっては快挙と言えます。

今もまだ、書きたいお話は色々あるんですよね、時間がなくてまごまごしてますが。

更新も、週1ペースですら怪しくなってきた感じですが、細々と続けて行きますので、

みなさまどうぞ、見捨てずにたまにでいいので遊びにきてやってください。

でもってコメントなんて残していただけると、小躍りして喜びます(≧∇≦)


あ、それと、遅ればせながら5周年SSなるものをアップしております。

本当はもっとちゃんとしたものを、と思っていたのですが、そんなこと言ってたらもう、

いつまで経ってもアップできないので、ちょっとやっつけっぽい内容になってしまいました。

一応前後編です。

後編は明日(土曜日)、アップする予定です。

登場人物全員集合で、わやわやと楽しく過ごしているたわいもないお話ですが・・・

楽しんでいただけると幸いです♪


ではみなさま、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます~~~m(_ _)m


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[2017/03/10 18:00] | 日々のつれづれ
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拍手コメレス
にゃあ
3/10 18:15に拍手コメくださったMさま

お待たせいたしましたっ。
後編をアップしておりますので、楽しんでいただけると幸いです\(^0^)/
また、感想などお聞かせください~



コメント:を閉じる▲
にゃあの小説ブログに、ようこそ。

はじめての方は、カテゴリの“目次”のページをお読みください。



「ようこそ、いらっしゃい」
「お、お邪魔しますっ」
「お邪魔しまーす」
「わぁ~広~~~い!」
「天井が高い・・・」
「すごいです」
「ホント、すごいなぁ。日下さん、いつの間にこんな豪邸に引っ越したんすか」
「まあ、ちょっと前にな」
「さあさあ、透さんも中へどうぞ。アフタヌーンティーにしましょう」
「「「アフタヌーンティー!!!」」」

都内から少し離れた緑豊かな郊外。
ひっそりと佇むのは中世ヨーロッパを思わせる洋館だ。
日下とルカの愛の巣に、今日は大勢のカップルが集まっている。
カップルとは言っても、みな男なのだが。

「よう、久しぶりだな」
「東堂組長、久しぶりです」
「よしてくれよ、プライベートでまで組の肩書はなしにしてくれ。あんただって日下警部とか言われたら嫌だろう。それよりすごい人だな。今日はいったい何人来るんだ」
「ええっと・・・何人だったかな。ルカ、あとは誰が来るんだ?」

広間の中央には大きなテーブルがあり、そこには誰が用意したのか豪華なアフタヌーンティーセットがある。
ケーキやクッキー、マフィンなど色とりどりのスイーツに群がっているのは、その辺の女性よりも華やかで美しい青年たちだ。
みなそれぞれ皿を片手に、好きなスイーツを選ぶのに夢中になっている。
あれが美味しそう、いやこれも捨てがたいと、真剣に悩む姿もまた麗しい。
隣にはドリンクバーがあり、シャンパンやワイン、ブランデーなど様々な飲み物が置かれている。
その周りで、いずれ劣らぬ男前がグラス片手に談笑している。
そんな彼らを少し遠目から見守っていたルカが、日下の問いかけに長い金髪をかき揚げながら振り返る。

「そうだね、これでほぼ全員集まってるんじゃないかな」
「全員?」
「うん、なんてったって5周年パーティーだからね」
「5周年って何の?」
「あの二人は何だ。時代劇のコスプレか?」
「違いますよ、東堂さん。彼らは時空を超えてやってきたんですよ、江戸時代から」
「時空・・・?」
「ルカ、おまえ何言って・・・」
「とりあえず自己紹介しましょうか。みなさ~ん、お手数ですが、いったんテーブルについてください。カップルになって適当に座ってもらえます?」

ルカの掛け声とともにそれぞれのカップルが飲み物片手に席に着く。
総勢20名ほどがテーブルに着席すると、なんだか晩餐会でも始まるかのようだ。

「ええっと・・・なんか行きがかり上この俺が進行役をすることになっちゃったんだけど・・・あ、初めましての人もいるよね。まずは自己紹介からいくね。名前はルカ。この通り見た目はこんなだけど、日本語で問題ないんで。で、このちょっとこわもてのお兄さんが俺のイイ人。泣く子も黙る警視庁捜査一課の敏腕刑事、日下大輔。以後、お見知りおきを。日下さん、何か一言ある?」
「いや、俺は別に」
「じゃあ時間もないし、とっとと行こうか。次は・・・えっと・・・」
「じゃあ、日下さんの後輩ってことで、俺が」

コーヒーを一口含むと爽やかに白い歯を見せた茶髪の青年が手を上げる。
その横には、日本人形のような黒髪の美青年がたおやかに腰かけていた。

「日下さんと相棒を組んでいる警視庁捜査一課の松崎透です。今日はなんだかよくわからないけど5週年とか言うんで呼ばれました。何の5周年なんだろ」
「お前の店じゃねえのか」
「うちはまだそんなにならないですよ。っつうか、俺の店じゃなくて光のだけど。その光がこちら、俺の大切なパートナーです」
「あ・・・光です。本名は山本賢治と言います。えっと・・・なんだか今日は凄い人がいっぱいいてちょっと緊張してますが・・・どうぞよろしくお願いします」
「じゃあ、次は・・・そうだ、光君の後輩の彼にしよう」
「え、ぼ、僕?!」

ルカの言葉に、これまた日本的な黒髪の青年がまさか自分に振られるとは思わなかったと言わんばかりに、大きく目を見開いてフリーズしている。
そんな彼を、ハーフなのか彫の深いハンサムが優しくエスコートしている。

「えっと・・・あの・・・明です。今は・・・その・・・ホストをしています」
「「「ホスト?!」」」
「明君は新宿でも老舗のクラブでナンバーワンなんですよ」
「へぇ~~~」

確かに美形ではあるが、控えめで大人しそうな明がホストだと聞いて、その場の多くの者が驚きの声を上げる。

「明の恋人の滝澤薫です。開業医です」
「滝澤さん、お久しぶりですね」
「えっと・・・あなたは確か・・・惣領先生?」
「ええ、惣領です。以前福島の学会でお会いしましたね」

なんと、どうやら二人は知り合いだったようである。
世間とは案外狭いものだ(決してご都合主義ではない)。

「じゃあ、惣領さん、自己紹介をどうぞ」
「私も都内で開業医をしている惣領真澄と言います。で、こちらが一緒に暮らしている千春君」
「千春です。都内の高校に通っています」
「お、元気そうになったじゃないか」
「はい、おかげさまで。日下さん、松崎さんも、その節はお世話になりました」

養父の殺人事件を日下たちが担当したことで、千春は真澄のもとにあずけられることになった。
思い出すのも忌まわしい事件ではあったが、それでもあの事件のおかげで真澄と出会え、今こうして幸せに暮らせているのだと千春は思う。
以前より大人びた顔つきになったとはいえ、まだ幼さの残る顔立ちは外国の血が入っているのか、髪も瞳の色も薄く宗教画に出てくる天使のようである。
横で微笑む真澄もまた、ファッションモデルのような美男子で似合いのカップルだ。

「ええっと・・・お次は・・・」
「なんや、うちらだけえらい浮いてしもてるなぁ・・・。ねぇ、清志郎はん」
「そうだな。ここは俺たちの住む世界とはいささか様子が違うようだ。異人さんも何人かいるようだし」
「ほんまに、エゲレスかメリケンから来はったんかいなぁ」
「あの、自己紹介してもらえます?」
「俺は旗本の三男坊。とはいえ今は田舎で百姓暮らしをしている松浪清志郎と申す。こちらは菊丸」
「菊丸です。元は役者をしておりましたが今はこの人と一緒に田舎暮らしをしてます。どうぞよろしゅうに」
「えっと、このお二人は江戸時代から時空を超えて今日ここに来てもらってます」
「「「江戸時代!!!」」」
「このブログ唯一の時代物ってことで」
「ルカ、おまえさっきから何言ってんだ?」
「いいから、日下さんは黙ってて。じゃ、次!」
「それじゃあ、次は私が」

そう口を開いたのは、これまた男っぷりの良い30代の美丈夫だ。
高価そうなテーラーメイドのスーツに身を包み、優雅な仕草でシャンパングラスを傾けている。

「室伏毅彦と言います。今日初めてお会いする方もいらっしゃいますが、お見知りおきを」
「室伏・・・室伏商事の?」
「ええそうですが。あなたは・・・どこかでお会いしましたっけ」
「いや、あんたとは初対面や。あんたの兄さんには何度か世話になってる」
「兄と?」
「俺は征隆会会長、川窪智樹や」

征隆会と聞いて、その場の空気が一瞬ざわつく。
ちょうど逆側の端の席に着いていた東堂龍一の眉がピクリと動く。
関東と関西を代表する暴力団のいわばツートップが、同じテーブルについているのだ。
しかも、少なからず因縁のある関係である。
しばらくの間、沈黙が流れる。

そんな張りつめた空気を破ったのは、可愛い訪問者の声だった。



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[2017/03/08 12:00] | SS
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ますみ
まずは 5周年 おめでとうございます!!

麗しい方々のオーラでお屋敷が輝いているようですねー。
そしていろんな立場の、滅多に見られないカプ達の大集合!♡ 💕 (⋈◍>◡<◍)。✧♡

コッソリ、テーブルの下でお話聞きながら楽しませていただきまーす。  腐腐


ますみさまへ
にゃあ
ますみさま~~~いらっしゃいませ♪

> まずは 5周年 おめでとうございます!!

おおお~~~ありがとうございますぅ~~~(≧∀≦)
こんなに過疎状態になっていても、コメントくださる方がいるというのはもう、
それだけで嬉しくて涙が出ます。

> 麗しい方々のオーラでお屋敷が輝いているようですねー。
> そしていろんな立場の、滅多に見られないカプ達の大集合!♡ 💕 (⋈◍>◡<◍)。✧♡

もうとにかく、全員集めただけのごった煮みたいになってしまって・・・
収集付かない状態で、申し訳ありませんです。

> コッソリ、テーブルの下でお話聞きながら楽しませていただきまーす。  腐腐

いやもう、こっそりなどとおっしゃらず、この際堂々とワインでもシャンパンでも
飲んでいってくださいまし~(^_-)-☆

コメント、ありがとうございました。
励みになります。
今年もこんな感じの更新ペースですが、よろしくお願いしますm(__)m


おめでとうございますっ!!
日高千湖
にゃあさま~5周年、おめでとうございます!!これからもよろしくお付き合いくださいませね!!

花粉と風邪のダブルパンチでしたか?日高も現在、鼻は終わってます(笑)機能不全www

煌びやかな面々に、お目目が眩みそうです~~!!

時空を越えて、菊ちゃんが(笑)そうですよね~だって記念ですから!!

アフタヌーンティーを楽しんでいる可愛い子たちの出番はまだのようですね♪

あの~昂太は隅っこで見張り番なんかしてるんでしょうか(笑)渉くん、お願いっ!!昂太にも美味しいサンドウィッチを食べさせて~そして、赤羽さんに推しておいて~~~!!あっ、美樹ママだっけ?

後編も楽しみです。





Re: おめでとうございますっ!!
にゃあ
日高様~~~きゅうきゅううっっ♪

> にゃあさま~5周年、おめでとうございます!!これからもよろしくお付き合いくださいませね!!

ありがとうございます。
いつの間にやら5周年が過ぎておりました(^ ^;)

> 花粉と風邪のダブルパンチでしたか?日高も現在、鼻は終わってます(笑)機能不全www

まだアレルギーの薬を飲んでますよ。
桜が散るまでは、こんな感じですわ~~~(´Д`;)/ヽァ・・・

> 煌びやかな面々に、お目目が眩みそうです~~!!
> 時空を越えて、菊ちゃんが(笑)そうですよね~だって記念ですから!!

はい、周年記念ということで、無理くり参加してもらいました(笑)
この二人を書くのは久しぶりで、どんな設定だったか見直しちゃいましたよ(^ ^;)

> アフタヌーンティーを楽しんでいる可愛い子たちの出番はまだのようですね♪
> あの~昂太は隅っこで見張り番なんかしてるんでしょうか(笑)
> 渉くん、お願いっ!!昂太にも美味しいサンドウィッチを食べさせて~
> そして、赤羽さんに推しておいて~~~!!あっ、美樹ママだっけ?

残念ながら、今回はカップルのみの参加ということで、昂太の出番はなしです。
すいません~(汗)
昂太は留守番をしてますよ。
タマの面倒も見ないといけませんしね。

赤羽推しですか?美樹ママ推し?
いつもコメントありがとうごさいます。

今後とも、よろしくお願いいたします~~~(≧∀≦)

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鍵コメSさま
にゃあ
鍵コメSさま

> にゃあさま♪
> 5周年おめでとうございますm(__)m

ありがとうございます~(≧∀≦)
嬉しいですっ♪

> 日下さん!新居に移ったのですね!
> きゃあ!ヘ(≧▽≦ヘ)♪

はい、新居に移りました。
ルカがどうしてもというので(笑)
完全にルカのペースにはまっていますよ、彼は(●´艸`)

> それにしても豪華メンバー!よだれが出そう
> 後編も楽しみにしています。

ありがとうございます~
なかなか更新できなくて申し訳ないですが、これからもよろしくお願いします♪


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